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SnapVM について

SnapVM は Sprites を基盤に、隔離された開発ワークスペースを提供します。Sprites はファイルシステム、パッケージ、設定をハイバネーション後も保持する永続クラウドコンテナです。開発者はローカルのインフラを用意せずに、ブラウザから Linux 環境、ターミナル、エディタ、HTTP サービスへアクセスできます。

組織、ユーザー、アクセス権は SnapVM の Web コンソールで管理します。マシンはアイドル時にハイバネーションし、再接続時に復帰できるため、チームは状態を保ったままコンピュートの稼働時間を抑えられます。

SnapVM は現在、Web コンソールと HTTP API を中心に提供されています。スタンドアロンの SnapVM CLI や MCP サーバーは提供していないため、このドキュメントではそれらの手順は扱いません。

SnapVM は、Sprites をバックエンドとして利用しやすくするためのプロダクトレイヤーです。永続ワークスペースやハイバネーションといった Sprites の性質を、チームで扱いやすい Web コンソール、認証・認可、料金プラン、接続体験として提供します。

SnapVM のプロダクトレイヤー マシンを作成・管理 Sprites 上でワークスペースを実行 開発者 SnapVM コンソール 認証・認可 料金プラン MicroVM (Sprites) 永続 Linux ワークスペース ハイバネーション microVM 隔離
  • コンソールからマシンを作成し、状態、リージョン、ランタイム、ゲートウェイ URL を管理できます。
  • 組織、ユーザー、アクセス権を SnapVM 側で管理し、チームごとの利用範囲を制御できます。
  • Sprites の永続性とアイドル時のハイバネーションを、マシン数ベースのシンプルで予測可能なプランで扱えます。
  • ターミナルや HTTP サービスへのアクセスは、ブラウザと connect gateway 経由で利用できます。

SnapVM のマシンは Sprites の性質を引き継ぎ、短命な実行環境ではなく、必要なときに起動できる状態付きの Linux 環境として扱えます。

機能サーバーレス関数SnapVM (Sprites)
状態揮発的永続的
ファイルシステム読み取り専用、または一時領域完全な ext4 ✓ - 実行間で保持
起動コールドスタート(100ms から数秒)即時 ✓ - ハイバネーションから復帰
課金呼び出し単位マシン数ベース ✓ - シンプルで予測可能な料金プラン
環境固定されたコンテナイメージ完全な Linux ✓ - 任意のツールをインストール可能
隔離コンテナレベルハードウェアレベル ✓ - 専用 microVM

Sprites を基盤にした SnapVM は、状態を保ったまま安全にコードを動かしたい場面に向いています。代表的な用途は次のとおりです。

  • AI が生成したコードを隔離された環境で実行する
  • ユーザー投稿コードや信頼できないコードを安全に試す
  • セッションをまたいで状態が残る開発環境を提供する
  • アイドル時に停止し、リクエストで復帰する HTTP サービスを動かす
  • Git リポジトリや依存関係を含む CI/CD タスクを実行する

Sprite はファイルシステムを保持します。実行中に書き込んだファイル、インストールしたパッケージ、チェックアウトしたリポジトリは、アイドル後の復帰時にも利用できます。

使われていない Sprite はアイドル状態になり、必要に応じてハイバネーションします。次の接続やリクエストで復帰するため、常時稼働させずに状態を残せます。

Sprite 上で起動した HTTP サービスには URL 経由でアクセスできます。SnapVM ではマシンやサービスへのアクセスをプラットフォーム側の connect gateway 経由で扱います。

クイックスタート

コンソールでマシンを作成し、ターミナルを開いて最初のプロセスを動かします。

SnapVM の使い方

マシン、セッション、サービス、ハイバネーションの関係を確認します。

マシン

マシンの状態、命名、ランタイム種別、ゲートウェイ URL を理解します。